顔を貸す(読み)カオヲカス

デジタル大辞泉 「顔を貸す」の意味・読み・例文・類語

かお・す

頼まれて人に会ったり、人前に出たりする。「ちょっと―・してくれ」
[類語]顔を出す顔を見せる顔をつな

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「顔を貸す」の意味・読み・例文・類語

かお【顔】 を 貸(か)

  1. 他人から頼まれて、人に会ったり、人の面前に出たりする。つきあう。
    1. [初出の実例]「春町さんが、ちょっと㒵(カホ)をかしておくんなんしとおいひなましたよ」(出典人情本・明烏後正夢発端(1823)中)
  2. 借金などを、信用で猶予してやる。
    1. [初出の実例]「節季迄の顔は貸し升(ます)けれど」(出典:滑稽本・人情穴探意の裡外(1863‐65頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android