顔似(読み)かおにせ

精選版 日本国語大辞典 「顔似」の意味・読み・例文・類語

かお‐にせ かほ‥【顔似】

〘名〙
表情などまで本物にまねて、役者などの物真似をすること。また、その人。
譬喩尽(1786)二「顔似世(カホニセ)放下師に役者物真似顔まで似世顔見世の思付より出たり」
② 役者、美人などの似顔絵
咄本・臍が茶(1797)五「小六玉が関羽の㒵似(カホニ)せの立すがたを色ざしの染込にして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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