願に懸ける(読み)がんにかける

精選版 日本国語大辞典 「願に懸ける」の意味・読み・例文・類語

がん【願】 に 懸(か)ける

  1. いつも心にかける。
    1. [初出の実例]「やすいこと願にかけてん二王殿わらぢは二そく三もんのまへ」(出典:狂歌・銀葉夷歌集(1679)一〇)
  2. いつも、きまってする。「がんにかけて」の形で、きまって、間違いなくの意を表わす。
    1. [初出の実例]「ヱヱこの畜生めは、願(グヮン)にかけておらが所の裏口に寝てゐらア」(出典滑稽本東海道中膝栗毛発端(1814))
  3. がん(願)を懸ける
    1. [初出の実例]「八けなことをぐゎんにかけ、大師さまのおみくじも末吉さ」(出典:黄表紙・御存商売物(1782)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む