願状(読み)ガンジョウ

デジタル大辞泉 「願状」の意味・読み・例文・類語

がん‐じょう〔グワンジヤウ〕【願状】

神仏に対する願意を書いた文書願書願文
政府などに願いを書いて出す文書。

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精選版 日本国語大辞典 「願状」の意味・読み・例文・類語

がん‐じょうグヮンジャウ【願状】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 神仏に起請し、願を立てるときなどに、祈願趣旨を述べた文書。祈願文。願文(がんもん)。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
    1. [初出の実例]「真盛討死の後、木曾義仲願状にそへて、此社にこめられ侍よし」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)太田神社)
  3. (政府などに対して)願いの趣旨を書いて出す文書。願書。
    1. [初出の実例]「請状或は願状を呈し有司に其権を復せしめん事を請ふを得るなり」(出典:泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉二)

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