類と種と種差(読み)るいとしゅとしゅさ(その他表記)genus, species and specific difference

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「類と種と種差」の意味・わかりやすい解説

類と種と種差
るいとしゅとしゅさ
genus, species and specific difference

2つの一般概念をその外延について比べて,一方が他方に包摂されるとき,前者 (より個別的) を後者 (より一般的) の種,後者を前者の類と呼ぶ。ある種と同一種に属する他の種の間の相違種差という。たとえば動物を類,人間を種とすれば,人間と他の動物との種差は理性または言葉をもつことであり,ある種は類概念と種差で定義される (「人間は言語をもつ動物である」) 。博物学的分類では類と種は固定したクラスをなすが,アリストテレスに始るこの論理学上の概念では相対的であり,人間を類とみれば各民族が種と考えられることになる。

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