風餐露宿(読み)フウサンロシュク

デジタル大辞泉 「風餐露宿」の意味・読み・例文・類語

ふうさん‐ろしゅく【風×餐露宿】

風にさらされ、露にぬれて寝ること。野宿すること。

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精選版 日本国語大辞典 「風餐露宿」の意味・読み・例文・類語

ふうさん‐ろしゅく【風餐露宿】

  1. 〘 名詞 〙 風にさらされ露にぬれて野宿すること。行旅辛苦を形容していう。風飡水宿。
    1. [初出の実例]「誠や誠やわが宗はふうざんろしゅく嶮岨を越て」(出典:河東節・単籠花有里(1762))
    2. [その他の文献]〔陸游‐壮士吟〕

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四字熟語を知る辞典 「風餐露宿」の解説

風餐露宿

風にさらされて食事をとり、露にぬれながら野宿をすること。行旅の辛苦を形容していう。

[使用例] 君、驚いたよ―正に風餐露宿の程に上ろうという矢先に[内田魯庵*くれの廿八日|1898]

[解説] 「餐」はくらう、飲食すること。

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