飛将棋(読み)トビショウギ

デジタル大辞泉 「飛将棋」の意味・読み・例文・類語

とび‐しょうぎ〔‐シヤウギ〕【飛(び)将棋】

将棋の駒を用いる遊びの一。将棋盤双方3個ずつ三段に並べた9個の駒を、交互に一ますずつ進め、相手の駒にぶつかればその駒を飛び越え、早く敵陣地に駒を並べ終えたほうを勝ちとする。跳ね将棋。

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精選版 日本国語大辞典 「飛将棋」の意味・読み・例文・類語

とび‐しょうぎ‥シャウギ【飛将棋】

  1. 〘 名詞 〙 将棋遊び一つ。盤の上に双方が三枚ずつ三段に九枚の駒を並べて互いに一枚ずつ交互に駒を進める。相手の駒に会えば、それをとび越えて早く相手陣にはいって三枚ずつ三段に駒を並べ終えたほうを勝ちとする。
    1. [初出の実例]「とび象棋はにょいにょいといふ物也〔酉陽雑俎〕」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)四)

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