デジタル大辞泉 「食らい込む」の意味・読み・例文・類語 くらい‐こ・む〔くらひ‐〕【食らい込む】 [動マ五(四)]1 刑務所などに入れられる。「三年も―・んだ」2 厄介なものを背負い込む。「人の借金を―・む」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「食らい込む」の意味・読み・例文・類語 くらい‐こ・むくらひ‥【食込】 [ 1 ] 〘 他動詞 マ行四段活用 〙① 勢いよく口に入れる。[初出の実例]「弁慶といふくらひ抜(ぬけ)の候へば、いか程くらひ込(コマ)んも知れず」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)四)② 迷惑な事を負担する。厄介な事をしょいこむ。[初出の実例]「その跡を大屋のむす子くらいこみ」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))[ 2 ] 〘 自動詞 マ行五(四) 〙① はまりこむ。熱中して深入りする。[初出の実例]「兄弟はさがみ女にくらい込み」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))② 捕えられて牢獄、刑務所にはいる。拘引される。[初出の実例]「明日にも悪事のばれた上、喰(クラ)ひ込(コ)んだら命の終り」(出典:歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)(1856)三幕返し) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例