食器戸棚(読み)しょっきとだな

日本大百科全書(ニッポニカ) 「食器戸棚」の意味・わかりやすい解説

食器戸棚
しょっきとだな

食物を保管するための戸棚で、和式と洋式がある。和式の古いものには御厨子(みずし)棚や御膳(ごぜん)棚があった。第二次世界大戦前の家庭には実用的で簡単な構造の「みずや」「はいちょう」とよぶ戸棚があったが、いまではまったく姿を消した。一方、装飾的なものとして茶だんすとよぶ形式があり、座敷用として現在でも使われている。

 洋式のものとして本来はサイドボードsideboard、カップボードcupboardとがあった。前者は飾り棚ともよばれ、装飾用を兼ねていて、食器のほかに小物などを入れて居間や食堂に置いた。後者は食器専用のもので、主として食事室で使われていた。しかし日本の現状では両者の区別はほとんどなく、折衷形式が広く普及している。

[小原二郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む