食散(読み)くいちらし

精選版 日本国語大辞典 「食散」の意味・読み・例文・類語

くい‐ちらしくひ‥【食散】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 食べてそのあとを散らかすこと。あれこれ少しずつ食べて、残すこと。また、その食べ物
    1. [初出の実例]「竹川はここの喰ちらしをとり納め」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)初)
  3. あれこれと、いろいろな事に手をつけること。方々異性に手を出すこと。
    1. [初出の実例]「『おれがのは、沙汰なしだよ』『金さん久しいもんだ。又くひちらしかへ』」(出典:洒落本・寸南破良意(1775)一座)
    2. 「その千次郎といふ男は、〈略〉無暗に食(ク)ひ散(チラ)しをするやうな浮気者ぢゃあるめえね」(出典半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂帯取の池)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む