コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

食物アレルギーと消化器 しょくもつあれるぎーとしょうかき

家庭医学館の解説

しょくもつあれるぎーとしょうかき【食物アレルギーと消化器】

 人は、自分のからだをつくる成分と異なるものが体内に入ると、「これは自分のものとちがう(異物(いぶつ))」と記憶し、再び同じ異物が侵入すると排除しようとします。これが免疫反応(めんえきはんのう)です。
 免疫反応のほとんどは私たちの健康を守ってくれるものですが、一部の人では、免疫反応そのもの、あるいはその結果が病的であることがあります。これがアレルギーです。
 アレルギーをおこす原因物質をアレルゲンといいますが、人によっては食物がアレルゲンになることがあり、それを食物アレルギーといいます。アレルゲン食物にはいろいろありますが、代表的なものに牛乳、卵、大豆があります。
 よくみられる食物アレルギーの症状は気管支ぜんそく、じんま疹(しん)、湿疹などですが、なかには消化器症状が出る人もいます。これが腸管アレルギーで、消化管筋肉の収縮、粘膜(ねんまく)のむくみ、粘液分泌(ねんえきぶんぴつ)が増し、急激な腹痛や下痢(げり)、嘔吐(おうと)がおこります。
 治療の原則はアレルゲン食物を食べないことですが、原因の食物を突きとめるのは簡単ではありません。子どもの成長にはバランスのよい食事が不可欠です。そのためにも小児科医やアレルギー専門医に相談して、早めにアレルギー原の食物を見つけて対処する必要があります。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

今日のキーワード

首相指名

首相(内閣総理大臣)は国会議員の中から国会の議決で指名する(憲法67条)。衆参両院が異なった人を指名した場合、両院協議会でも意見が一致しない時は、衆院の議決を国会の議決とする。首相は文民でなければなら...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android