飯ノ川村(読み)はんのかわむら

日本歴史地名大系 「飯ノ川村」の解説

飯ノ川村
はんのかわむら

[現在地名]窪川町飯ノ川

黒石くろいし村東方、飯ノ川川上流から中流にかけて開けた村。「仁井田郷談」(「南路志」所収)によれば古くは仁井田にいだ新在家しんざいけ郷一二村の一。天正一七年(一五八九)の仁井田之郷地検帳には「飯川村」とあり、地積八町六反余、ヤシキ一〇筆で志和分・西原分・松沢分・谷脇分が混在。元禄地払帳には「飯野川村」とみえ、高は志和峰しわみね村と一括して記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android