最新 地学事典 「飯縄上樽テフラ群」の解説
いいづなかみたるテフラぐん
飯縄上樽テフラ群
Iiduna-Kamitaru tephra group
妙高火山群の一つである飯縄火山を給源とする3枚の降下テフラ。最上位のIz-KT aが最も広く分布し,信越国境,群馬県北部,栃木県北部で検出されている。火山ガラスは消失していることが多く認定には直方輝石の形状,直方輝石・ホルンブレンドの屈折率,チタン磁鉄鉱の化学組成などが用いられる。本テフラ群の年代は15〜12.5万年前であり,このころ形成された内陸域の河成段丘の編年や北関東の火山の噴火史構築に有効である。参考文献:鈴木毅彦(2001) 第四紀研究,Vol. 40:29
執筆者:鈴木 毅彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

