飲み(読み)ノミ

デジタル大辞泉 「飲み」の意味・読み・例文・類語

のみ【飲み/×呑み】

《動詞「のむ」の連用形のみ」の名詞化
飲むこと。特に、酒やタバコをのむこと。「―の席」
飲み口」の略。
(呑み)「呑み行為」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飲み」の意味・読み・例文・類語

のみ【飲・呑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「のむ(飲)」の連用形の名詞化 )
  2. のむこと。吸い込むこと。特に、酒やタバコに関していう。近世、「のみのすくね」などと洒落て使うことも多い。〔観智院本名義抄(1241)〕
    1. [初出の実例]「のみこんで・いよいよのみがこめぬ也」(出典:雑俳・銭ごま(1706))
  3. のみくち(飲口)
    1. [初出の実例]「あつかひ口もねぢた月影 御もたせの手樽ののみの露落て〈由平〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)下)
  4. ( 呑 ) 「のみこうい(呑行為)」の略。〔新しき用語の泉(1921)〕
  5. 謡曲の発音法の一つ。呑んで謡うこと。→飲む

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