飴湯(読み)アメユ

デジタル大辞泉 「飴湯」の意味・読み・例文・類語

あめ‐ゆ【×飴湯】

麦芽糖化した液か水飴を湯に溶かし、少量のおろし生姜しょうがを加えたもの。腹の薬、また暑気払いのための夏の飲み物。 夏》「―のむ背に負ふ千手観世音/茅舎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飴湯」の意味・読み・例文・類語

あめ‐ゆ【飴湯】

  1. 〘 名詞 〙 水飴を湯に溶かし、少量の肉桂を加えたもの。腹の薬、また、暑気払いによいとして、夏の飲料とされ、水泳で冷えた体を温める場合などにも用いられた。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「飴湯の事、小児には忌べき物也」(出典:随筆・塵塚談(1814)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む