精選版 日本国語大辞典 「餌差十王」の意味・読み・例文・類語 えさしじゅうおうゑさしジフワウ【餌差十王】 狂言。鷺流。「大蔵虎明本」にも「餌差」の名で見える。鷹の餌の小鳥を獲る餌差の政頼が、六道の辻で、罪人を地獄に落とそうと出て来た閻魔(えんま)大王に出会う。そこで、政頼は餌差しをして見せながらすきをねらって閻魔をとらえ、極楽への道案内をさせる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例