餠花煎(読み)もちばないり

精選版 日本国語大辞典 「餠花煎」の意味・読み・例文・類語

もちばな‐いり【餠花煎】

  1. 〘 名詞 〙 正月に用いた餠花を貯えて置き、二月一五日の涅槃会に煎って供物とするもの。正月の餠を霰(あられ)のように切って用いることもある。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「餠花煎 京師或は畿内の俗、正月所用之餠花を貯へ置て、二月涅槃に煎て供物とす」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)二月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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