館代(読み)カンダイ

デジタル大辞泉 「館代」の意味・読み・例文・類語

かん‐だい〔クワン‐〕【館代】

領主留守を守る家老
黒羽の―浄坊寺何がしの方に音信おとづる」〈奥の細道

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精選版 日本国語大辞典 「館代」の意味・読み・例文・類語

かん‐だいクヮン‥【館代】

  1. 〘 名詞 〙 陣屋を所持している大名の留守を預り、その陣屋を守る家老のこと。
    1. [初出の実例]「黒羽の館代浄坊寺何がしの方に音信(おとづ)る」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)黒羽)

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