首切(読み)くびきれ

精選版 日本国語大辞典 「首切」の意味・読み・例文・類語

くび‐きれ【首切】

  1. 〘 名詞 〙 俳諧で、発句の中七、下五の一二字で表現がまとまっていて、上五文字が無意味に置かれているもの。また、上五文字から中七文字へ文法的にうまく続かない句をいう。
    1. [初出の実例]「腫物に柳のさはるしなへ哉〈芭蕉〉〈略〉許六曰く『先師の短尺にさはる柳と有。其上、柳のさはるとは首切(くびきれ)也』」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)同門評)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む