香六村(読み)こうろくむら

日本歴史地名大系 「香六村」の解説

香六村
こうろくむら

[現在地名]春日村香六

かす川の左岸上箇流かみがれ村の西にあり、北にやりさき山がそびえる。南西に枝村の小宮神こみかみ村がある。慶長一四年(一六〇九)検地帳(香六区有文書)は、屋敷分のみが現存し、一町七反余。正保郷帳では畑三五石余・山年貢五石余・紙桑木高一斗余、小物成として綿一貫九二一匁・米六石(山年貢)・ひそ木三一九本・入木五八九束が課せられていた。元禄一三年(一七〇〇)の西山村諸色差出帳(所文書)では家数三一・人数二一二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android