山川 日本史小辞典 改訂新版 「香寄合」の解説
香寄合
こうよりあい
香会(こうえ)とも。香を賞翫する遊びは中世以降さまざまな形式が編み出され,しばしば賭物や贅を尽くした飲食をともなう遊戯として,また古典の教養を示す機会として広く流行。香1種をたいて楽しむ一炷聞(いっちゅうぎき),出席者各自が用意して順次出香する炷継(たきつぎ)香のほか,高度に洗練された香合(こうあわせ)や組香も行われた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報