香椿擬(読み)ちゃんちんもどき

精選版 日本国語大辞典 「香椿擬」の意味・読み・例文・類語

ちゃんちん‐もどき【香椿擬】

  1. 〘 名詞 〙 ウルシ科の落葉高木。九州山地にまれに生える。幹は高さ約一〇メートルにもなる。樹皮はあらく帯赤黒色。葉は長さ一五~二五センチメートルで、七~九個の小葉からなる奇数羽状複葉。小葉は楕円形で先は細長く尖り、裏面は帯白色。初夏、枝先に多数の小花を密集した円錐花序を出す。果実は楕円状球形。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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