香椿擬(読み)ちゃんちんもどき

精選版 日本国語大辞典 「香椿擬」の意味・読み・例文・類語

ちゃんちん‐もどき【香椿擬】

  1. 〘 名詞 〙 ウルシ科の落葉高木。九州山地にまれに生える。幹は高さ約一〇メートルにもなる。樹皮はあらく帯赤黒色。葉は長さ一五~二五センチメートルで、七~九個の小葉からなる奇数羽状複葉。小葉は楕円形で先は細長く尖り、裏面は帯白色。初夏、枝先に多数の小花を密集した円錐花序を出す。果実は楕円状球形。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android