馬場楠村(読み)ばばぐすむら

日本歴史地名大系 「馬場楠村」の解説

馬場楠村
ばばぐすむら

[現在地名]菊陽町馬場楠

曲手まがて村の東、白川中流左岸に位置する。慶長国絵図に村名がみえ、正保郷帳によると、高三一七石二斗余はすべて畠方。上益城かみましき郡沼山津手永に属した。文化八年(一八一一)の沼山津手永略手鑑によると、竈数四九・男女数二三〇、牛馬五四、畑三九町八反余・高四二五石二斗余、ほかに新地の畑八町三畝余、一領壱疋・惣庄屋直触各一人、諸漁札・商札・馬口労札各一枚と藍瓶本手三本、大工札二枚が許されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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