馬場省二(読み)ババ ショウジ

20世紀日本人名事典 「馬場省二」の解説

馬場 省二
ババ ショウジ

昭和・平成期の医師 宮古救急医療センター所長;南静園名誉園長



生年
明治43(1910)年10月24日

没年
平成8(1996)年4月12日

出生地
北海道虻田郡倶知安

学歴〔年〕
東京帝大医学部〔昭和13年〕卒

主な受賞名〔年〕
吉川英治文化賞〔昭和54年〕「僻地に在りて」

経歴
開業医の家に生まれる。昭和13年岡山県の国立療養所長島愛生園、多磨全生園、駿河療養所などでハンセン病患者治療専念。47年沖縄・宮古島の国立ハンセン病療養所南静園園長。57年定年退職後、名誉園長に。のち宮古救急医療センター所長を務めた。著書に「患者が待っている」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「馬場省二」の解説

馬場省二 ばば-しょうじ

1910-1996 昭和-平成時代の医師。
明治43年10月24日生まれ。昭和13年岡山県の国立療養所長島愛生園に赴任戦後は多磨全生園,駿河療養所,奄美和光園などでハンセン病の治療にあたる。47年沖縄宮古島の宮古南静園の園長となり,退職後,宮古救急医療センター所長をつとめた。54年吉川英治文化賞。平成8年4月12日死去。85歳。北海道出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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