精選版 日本国語大辞典 「馬糞」の意味・読み・例文・類語 ま‐ぐそ【馬糞】 〘 名詞 〙① 馬のくそ。ばふん。[初出の実例]「馬屎より水仙の香は己(おの)れかな〈藤匂〉」(出典:俳諧・虚栗(1683)下)② 鳥「ちょうげんぼう(長元坊)」の異名。[初出の実例]「馬糞(マグソ)といふ鷹の、風にひるがへりたる」(出典:俳諧・本朝文選(1706)三・譜類・百鳥譜〈支考〉) ば‐ふん【馬糞】 〘 名詞 〙 馬のくそ。まぐそ。馬矢(ばし)。馬勃(ばぼつ)。[初出の実例]「迦盧提尊者は馬糞にうづまれ」(出典:日蓮遺文‐開目鈔(1272))「Bafun(バフン)。ウマノ フン」(出典:日葡辞書(1603‐04))[その他の文献]〔抱朴子‐黄白〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例