馬養人上 うまかいの-ひとがみ
?-? 奈良時代の豪族。
播磨(はりま)(兵庫県)賀古(かこ)郡の人。仁徳(にんとく)天皇のころ,吉備津彦(きびつひこ)の末裔である先祖が印南野(いなみの)にすみ,6世の孫が聖徳太子につかえて馬司となったので「庚午年籍(こうごねんじゃく)」に馬養氏と誤記された。天平神護(てんぴょうじんご)元年(765)ねがいでて印南野氏となった。吉備御友別(きびの-みともわけ)の11世孫ともいう。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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