馬司(読み)ウマヅカサ

精選版 日本国語大辞典 「馬司」の意味・読み・例文・類語

うま‐つかさ【馬司・馬寮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うまやつかさ(厩司)
    1. [初出の実例]「むまつかさの、御秣(みまくさ)積みて侍りける家より」(出典:枕草子(10C終)三一四)
  3. 令制における官司の一つ。左馬寮右馬寮に分かれ、頭以下の四等官のほか、馬医、馬部、飼丁などの職員がある。官馬の飼養調習などをつかさどる。奈良末期から平安初期にかけての一時期、主馬寮(しゅめのりょう)に併合された。めりょう。うまりょう。うまのつかさ。
    1. [初出の実例]「むまつかさのには、式部卿の宮のむまの君といでたち給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む