馳走奔走(読み)ちそうほんそう

精選版 日本国語大辞典 「馳走奔走」の意味・読み・例文・類語

ちそう‐ほんそう【馳走奔走】

  1. 〘 名詞 〙 ( 同義語を重ねて強調した語 )
  2. 走りまわること。かけ走ること。
    1. [初出の実例]「ジャウゲ バンミン ヨロコビ ミニ アマリ、アシノ フミドモ ヲボエイデ chisô(チソウ) fonsôuo(ホンソウヲ) シテ ケッコウニ フネヲ カザリ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)
  3. 手厚くもてなすこと。
    1. [初出の実例]「今までの憎しみ却って入道が花嫁よと馳走奔走(チサウホンサウ)其方ばかりか一門一家の有卦入果報を知ぬ義理立か」(出典:浄瑠璃・仏御前扇車(1722)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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