(読み)バク

デジタル大辞泉 「駁」の意味・読み・例文・類語

ばく【駁】[漢字項目]

[音]バク(慣) ハク(漢) [訓]ぶち
〈バク〉
不純なものが入り交じる。「駁雑
他人の説に反対する。反論する。「駁撃駁論反駁弁駁論駁
〈ハク〉入り交じる。「雑駁ざっぱく
[補説]原義は、いろいろな毛色の交じったまだら馬。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駁」の意味・読み・例文・類語

ばく‐・する【駁】

〘他サ変〙 ばく・す 〘他サ変〙 他人の言論意見などを非難攻撃する。反論する。反駁する。駁論する。
※清水吉太郎宛本居宣長書簡‐宝暦某年(1756‐57頃)某月某日「足下駁曰、人而無礼義、其如禽獣何」
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「文三は何と駁(バク)して宜いか解らなくなった」

ばく‐・す【駁】

〘他サ変〙 ⇒ばくする(駁)

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