弁駁(読み)ベンバク

デジタル大辞泉 「弁駁」の意味・読み・例文・類語

べん‐ばく【弁×駁/××駁】

[名](スル)《「べんぱく」とも》他人の説の誤りを突いて論じ、攻撃すること。反駁はんばく。「論敵を―する」
[類語]物申す抗議反論反駁抗論甲論乙駁論破論駁遣り込める言い負かす言いこめるへこますあらがう逆ねじ折伏しゃくぶく

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精選版 日本国語大辞典 「弁駁」の意味・読み・例文・類語

べん‐ばく【弁駁・辯駁・辨駁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「べんぱく」とも ) 他人の説を、その誤りをついて言い破ること。反駁(はんばく)
    1. [初出の実例]「羅山林子辨駁之」(出典日本詩史(1771)一)
    2. 「文三は黙して仕舞って最早辯駁(ベンパク)をしなかったが」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
    3. [その他の文献]〔新唐書‐王世充伝〕

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普及版 字通 「弁駁」の読み・字形・画数・意味

【弁駁】べんばく

論駁する。

字通「弁」の項目を見る

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