駆場(読み)かけば

精選版 日本国語大辞典 「駆場」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ば【駆場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 馬を走らせる場所
    1. [初出の実例]「前に馬の懸場を残して、川より西に、東頭にひかへたり」(出典:保元物語(1220頃か)中)
  3. 技量を試みる場所。活躍するところ。
    1. [初出の実例]「道を失ひし旅人、浮世を嘆つ世棄人、智識の駈場(カケバ)、名誉の戦場落武者等が来りて安息を求むる」(出典帰省(1890)〈宮崎湖処子〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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