駆血法(読み)くけつほう(その他表記)bloodlessness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「駆血法」の意味・わかりやすい解説

駆血法
くけつほう
bloodlessness

止血法の一種。虚血法ともいう。四肢の外傷,あるいは下腹部や下肢の大出血などで,止血の目的に用いられる。一時的に強靭なゴム管で動脈壁を完全に圧迫する強さで四肢あるいは腹部を緊縛し,血液の喪失を防ぎ,止血を行なう。救急の場合には,手拭,紐などを代用する。本法はあくまで一時的な止血法であり,緊縛過度であったり,長時間に及ばないようにする。長時間使用したときは,壊死,貧血性れん縮,神経麻痺などを起しやすい。また,動脈硬化症,血管壁の疾患,心臓疾患をもつ人には行わない。

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