駒方遺跡(読み)こまがたいせき

日本歴史地名大系 「駒方遺跡」の解説

駒方遺跡
こまがたいせき

[現在地名]大野町中原・田代

大野原おおのばる台地に点在する旧石器時代および縄文時代後期・晩期の遺跡群の総称で、おもに大野川支流田代たしろ川の西側の標高二三〇メートル前後の台地にある。遺跡群東端に位置する駒方津室迫こまがたつむろざこ遺跡では、AT降下直後の文化層から二側辺加工のナイフ形石器を主とする石器群が出土している。ナイフ形石器は切出し型に近い狸谷型といわれる形態で、他の遺跡の例にあるような三稜尖頭器・剥片尖頭器は伴っていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む