甕棺墓

山川 日本史小辞典 改訂新版 「甕棺墓」の解説

甕棺墓
かめかんぼ

甕を棺に用いた墓。縄文・弥生時代にみられるが,一般的には九州北部の弥生時代に発達した大型の甕を使用した墓制をさす。弥生前期に現れ,中期に最盛期を迎え,後期に衰退する。甕棺には単棺と二つの甕をあわせた合口(あわせぐち)甕棺とがある。単棺でも石や木で蓋をする。墳丘墓の埋葬施設の一つでもあり,石などの墓標のともなうものもある。群をなして共同墓地を形成し,2列に配される群構成など一定の秩序のもとに墓域が形成されている。多くは副葬品をもたないが,特定の甕棺には銅鏡・青銅武器・鉄製品・玉類などの副葬品がある。とくに副葬品の集中する甕棺があり,ここには九州北部における弥生時代の王級の人物が葬られていたと考えられている。福岡県須玖(すぐ)岡本遺跡・三雲南小路(みくもみなみしょうじ)遺跡立岩遺跡,佐賀県宇木汲田(うきくんでん)遺跡・吉野ケ里遺跡が著名

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む