日本歴史地名大系 「駒込肴町」の解説 駒込肴町こまごめさかなまち 東京都:文京区旧本郷区地区駒込肴町[現在地名]文京区向丘(むこうがおか)一―二丁目大円(だいえん)寺・駒込片(こまごめかた)町の東方に位置する日光御成道沿いの両側町の百姓町屋。東は専西(せんせい)寺など、南は持組屋敷など、北は駒込浅嘉(こまごめあさか)町・瑞泰(ずいたい)寺。麟祥(りんしよう)院領駒込村の百姓地であったが、のち町屋が建ち、元文二年(一七三七)には町屋を公許され、延享二年(一七四五)人別が町奉行支配となった。町名は町地となる以前に肴商売をする者がいたことによるという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報