駿河国志(読み)するがこくし

日本歴史地名大系 「駿河国志」の解説

駿河国志
するがこくし

八巻 榊原長俊著

成立 天明三年自序

写本 静岡県立中央図書館(八巻四冊)ほか

解説 宝暦四年・天明三年の二度駿府城守衛に当たった榊原長俊(号香山)が、余暇を利用して駿府内外を遊歴して編集した駿河国の地誌。在番の士の外泊は禁止されていたため、二、三里の現地調査しかできなかったと自序にあるように、駿府からの遠近により内容に精粗がある。駿府城、および駿府城在番・城代・定番・町奉行などの記述は詳細で正確。

活字本駿河叢書」二六・二七

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む