騙絵(読み)だましえ

精選版 日本国語大辞典 「騙絵」の意味・読み・例文・類語

だまし‐え ‥ヱ【騙絵】

〘名〙
美術で用いる語。対象を精細に描写して実物錯覚させるような絵。静物画や建築内部を描くのに多く用いられたが、現代ではサルバドル=ダリらの超現実派の作品の中で特別な効果を収めている。トロンプルイユ
② 視覚的な錯覚を利用した絵。隠し絵など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android