ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サルバドル」の意味・わかりやすい解説
サルバドル
Salvador
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翻訳|Salvador
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ブラジル北東部、バイア州東部の港湾都市で、同州の州都。旧称バイア。ブラジル第三の大都市で、1763年まで首都であった。市街地はトードス・オス・サントス湾口の半島上に位置し、湾岸の低地(下町)と台地上(山手)に広がる。人口244万3107(2000)。砂糖生産の中心地で、17~18世紀にはその輸出や奴隷貿易で栄えた。その繁栄ぶりを示す70余りの教会、要塞(ようさい)など由緒ある建造物が山手に集中しており、この地区全体がブラジルの重要文化財として、史跡保存の対象になっている。港を中心とする下町は多数の銀行、商社などが集中する高層ビルのビジネス街で、それに続いて、精油、繊維、セメント、機械などの工場地区がある。下町と山手をつなぐエレベーター塔(長さ70メートル)はこの町最大の風物の一つである。町並みと海岸が美しく、ブラジル第一級の観光都市にあげられる。
[山本正三]
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