驍猛(読み)ギョウモウ

デジタル大辞泉 「驍猛」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐もう〔ゲウマウ〕【×驍猛】

[名・形動]強くたけだけしいこと。また、そのさま。勇猛。
「彼の―なるスパルタ将ホービダスは」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「驍猛」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐もうゲウマウ【驍猛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) たけく荒々しいこと。また、そのさま。勇猛。
    1. [初出の実例]「彼の驍猛なる斯将法美は又其の陣したる山を下り」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐鮮卑伝論〕

驍猛の補助注記

「随・孔雀楼筆記‐一」の「雄猜の主、驍猛の士をして」の例には、「ぎゃうねう」と振り仮名があるが、「げうまう」の誤りと思われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「驍猛」の読み・字形・画数・意味

【驍猛】ぎようもう(げうまう)

つよくたけだけしい。〔三国志、魏、張伝〕(呂)布、驍猛なりと雖も、然れども謀無くして猜忌多し。其の黨を制すること能はず。

字通「驍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android