骨っぽい(読み)ホネッポイ

デジタル大辞泉 「骨っぽい」の意味・読み・例文・類語

ほねっ‐ぽ・い【骨っぽい】

[形]
魚肉などに小骨が多い。「―・い魚」
やせてごつごつと骨ばっている。「―・い手」
しっかりしていて手ごわい。気骨がある。「―・い若者
[派生]ほねっぽさ[名]

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精選版 日本国語大辞典 「骨っぽい」の意味・読み・例文・類語

ほねっ‐ぽ・い【骨ぽい】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ほねっぽ・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「ぽい」は接尾語 )
  2. 魚肉などに特に骨が多い。
    1. [初出の実例]「お肴でよいがね余り骨っぽくないものにしなまし」(出典:人情本・郭の花笠(1836)四)
  3. やせ形で、特に骨ばっている。
    1. [初出の実例]「わたしのやうな骨(ホネ)っぽいものがきては見とふもなからう」(出典人情本・氷縁奇遇都の花(1831)上)
  4. 気骨がある。しっかりしている。
    1. [初出の実例]「役人のほねっほいのは猪牙に乗せ」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))

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