小骨(読み)コボネ

デジタル大辞泉 「小骨」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぼね【小骨】

小さい骨。「小骨の多い魚」
少し苦労。「小骨の折れる仕事
[類語]辛労労力ひとほね骨折り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小骨」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぼね【小骨】

〘名〙
① 小さい骨。細くこまかい骨。〔字鏡集(1245)〕
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉三「毎日鱧(はも)許り食って腹の中が小骨(コボネ)だらけだ」
② 少しの苦労。ちょっとした骨折り。

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