小骨(読み)コボネ

デジタル大辞泉 「小骨」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぼね【小骨】

小さい骨。「小骨の多い魚」
少し苦労。「小骨の折れる仕事
[類語]辛労労力ひとほね骨折り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小骨」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぼね【小骨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さい骨。細くこまかい骨。〔字鏡集(1245)〕
    1. [初出の実例]「毎日鱧(はも)許り食って腹の中が小骨(コボネ)だらけだ」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉三)
  3. 少しの苦労。ちょっとした骨折り。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android