骨を拾う(読み)ホネヲヒロウ

デジタル大辞泉 「骨を拾う」の意味・読み・例文・類語

ほねひろ・う

遺骨を拾い収める。「戦友の―・う」
死後のめんどうをみる。転じて、他人後始末をする。「―・ってやるから思い切ってやってみろ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「骨を拾う」の意味・読み・例文・類語

ほね【骨】 を 拾(ひろ)

  1. (こつ)上げをする。
    1. [初出の実例]「うたがひなく敵の中にして死るよしを存じて、彼骨をひろはんと思ふ」(出典:十訓抄(1252)六)
  2. 死後の面倒をみる。また、他人の後始末をする。
    1. [初出の実例]「旅へ踏出しては、互に骨をひろひ合ふ気で居る」(出典:滑稽本・和合人(1823‐44)三)

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