高エネルギー放射線(読み)コウエネルギーホウシャセン

化学辞典 第2版 「高エネルギー放射線」の解説

高エネルギー放射線
コウエネルギーホウシャセン
high-energy radiation

化学の分野では,放射線のうちエネルギーが MeV(106 eV)単位で表されるものをさし,単に放射線ということも多い(例:放射線化学).高エネルギー放射線には種々のものがあるが,これを分類すると,荷電粒子線(α線,β線など)と電磁波性放射線(γ線とX線),放射性核から放射されるもの(α線,γ線など)と加速器を用いて人工的につくられるもの(X線,電子線,陽子線など),荷電粒子の質量の大きい重粒子線(α線,核分裂断片など)と質量の小さい軽粒子線(β線,電子線)に分けられる.電磁波性放射線の物質に対する作用は,主として高エネルギーの二次電子によるものであるから軽粒子線に入る.[別用語参照]線エネルギー付与

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む