高を括る(読み)タカヲククル

デジタル大辞泉 「高を括る」の意味・読み・例文・類語

たかくく・る

その程度を予測する。大したことはないと見くびる。「―・って手ひどい目にあう」
[類語]冷遇薄遇白眼視仕打ち鼻であしらう人を食う木で鼻を括る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高を括る」の意味・読み・例文・類語

たか【高】 を 括(くく)

  1. その程度だろうと予測する。いきつくところを安易に予想する。たかをしめる。たかを積もる。
    1. [初出の実例]「終には知れて御家に永く勤る事成るまいと高(タカ)をくくり」(出典浮世草子・風流曲三味線(1706)五)
  2. 高が知れていると見くびる。あなどる。
    1. [初出の実例]「折ふしかふてもろふ陰子(かげこ)にさへ高(タカ)をくくられ、帯解かすまでの詑事」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)七)

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