高古(読み)こうこ

精選版 日本国語大辞典 「高古」の意味・読み・例文・類語

こう‐こカウ‥【高古】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) けだかくて古風なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其書篆楷、気格高古、絶無後世軽俊之跡」(出典:南郭先生文集‐三編(1745)五・飛鳥山碑帖序)
    2. 「漢魏の高古なる、六期の清麗なる」(出典:淡窓詩話(19C中)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「高古」の読み・字形・画数・意味

【高古】こう(かう)こ

高尚で古雅。〔捫蝨新話、下三〕歐陽の詩、ほ國初人の風氣り。能く國格を變ずるも、詩格を變ずること能はず。王安石)・(軾)・魯直)の輩出でて、然る後に詩格に高古を極めたり。

字通「高」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android