清麗(読み)セイレイ

デジタル大辞泉 「清麗」の意味・読み・例文・類語

せい‐れい【清麗】

[名・形動]清らかでうるわしいこと。また、そのさま。
「―に匂やかな祖母の顔」〈野上迷路
[類語]綺麗清い清らか清潔清浄せいじょう・しょうじょう清澄清冽せいれつ無垢むく純潔潔白けっぱく身綺麗美しい美美びびしいきらやか鮮やか美麗華麗華美鮮麗流麗壮麗優美美的麗しい見目好い見目麗しい端正端麗秀麗佳麗艶美艶麗あでやか妖麗豊麗妖美見好い小綺麗美妙典麗ビューティフルピトレスクピクチャレスクラブリービューティープリティー楚楚そそ清楚せいそ瀟洒しょうしゃあか抜けこざっぱり洒落しゃれ小洒落こじゃれスマートシックドレッシー純美玲瓏れいろう着映えきらびやか洒落しゃれ薄皮のけたよう

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精選版 日本国語大辞典 「清麗」の意味・読み・例文・類語

せい‐れい【清麗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 清らかでうるわしいこと。清く美しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「せいれいみさいの色の上には やしゃら神の形をげむじ」(出典:幸若・大臣(室町末‐近世初))
    2. 「其の真実なる清麗なる思潮と詩文とをわが文界に伝へん事を」(出典:近年の文海に於ける暗潮(1896)〈戸川秋骨〉)
    3. [その他の文献]〔南史‐謝眺伝〕

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普及版 字通 「清麗」の読み・字形・画数・意味

【清麗】せいれい

清らかでうるわしい。晋・陸機〔文の賦〕或いは思(文の構想)綺合して、麗千眠(せんみん)(光りかがやく)、炳として縟(じょくしう)の(ごと)く、悽として絃のし。

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