高周波分析(読み)こうしゅうはぶんせき(その他表記)high frequencytitration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高周波分析」の意味・わかりやすい解説

高周波分析
こうしゅうはぶんせき
high frequencytitration

電気滴定の1種。 1MHz以上の周波数をもつ交流が,電界内に置かれた溶液の電導度と静電容量影響を受けることを利用する容量分析法で,高周波滴定ともいう。試料溶液を入れたビーカを高周波発振回路に入れて滴定し,滴定の進行に伴って変化する電気回路の状況を観察して終点を決める。滴定する溶液の中に電極などを入れる必要がない利点がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む