高山貫入岩体(読み)こうやまかんにゅうがんたい

最新 地学事典 「高山貫入岩体」の解説

こうやまかんにゅうがんたい
高山貫入岩体

Koyama intrusive complex

山口県北東部の萩市須佐にある東西2.4km,南北2kmの石英斑れい岩を主とする貫入岩体。以前は高山斑れい岩とも呼ばれた。ホルンブレンドを件う両輝石斑れい岩を主体とし,石英斑れい岩・斜長岩・かんらん石輝岩・石英閃緑岩などがみられる。また,斑れい岩中にはビジョン輝石が含まれる。結晶分化岩体特有の斜長石を主とする優白部分と,輝石を中心とする優黒部分からなる縞状構造がみられる。一部にクリプティック・レーアリングが発達。中期中新世須佐層群および山島火山岩に貫入し,接触変成作用を与えている。K-Ar年代は山島火山岩の単斜輝石で16Ma,高山貫入岩体の黒雲母で15Ma。山島火山岩と高山貫入岩体は密接に伴って産し,日本海の拡大に関連して形成された海底火山─深成活動の産物と考えられる。参考文献T. Imaoka et al.(2004)Geol. Mag., Vol. 141:1

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