高岡熊雄(読み)タカオカ クマオ

20世紀日本人名事典 「高岡熊雄」の解説

高岡 熊雄
タカオカ クマオ

明治〜昭和期の農業経済学者 北海道帝大総長。



生年
明治4年8月15日(1871年)

没年
昭和36(1961)年12月29日

出生地
島根県津和野

学歴〔年〕
札幌農学校〔明治28年〕卒

学位〔年〕
法学博士〔明治43年〕,農学博士〔大正8年〕

経歴
ドイツ留学後明治37年札幌農学校教授となり、昭和8年北海道帝大総長、9年学士院会員。この間農業経済学会会長、帝国農会特別議員、札幌市議、市参与戦後は北海道総合開発計画の推進に当たった。日本の農業経済分析に統計学的方法を導入した。著書に「北海道農業論」「農政問題研究」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高岡熊雄」の解説

高岡熊雄 たかおか-くまお

1871-1961 明治-昭和時代の農業経済学者。
明治4年8月15日生まれ。高岡直吉(ただよし)の弟。ドイツ留学をへて母校札幌農学校(現北大)の教授となり農政学を担当,昭和8年北海道帝大総長。農業経済の分析に統計学的方法を導入し成果をあげた。昭和36年12月29日死去。90歳。島根県出身。著作に「北海道農業論」「農政問題研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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