日本歴史地名大系 「高座結御子神社」の解説 高座結御子神社たかくらむすぶみこじんじや 愛知県:名古屋市熱田区宮宿新旗屋町高座結御子神社[現在地名]熱田区高蔵町熱田神宮の境外摂社。祭神高倉下命。熱田神宮の北約一キロ、高蔵(たかくら)遺跡の中にあり、樹木が繁茂している。承和二年(八三五)高座結御子神は日割御子神・孫若御子神とともに熱田大神の「御児(みこ)神」であることによって名神にあずかり(続日本後紀)、「延喜式」神名帳にも「高座結御子(タカクラムスヒミコ)神社名神大」とある。元亀二年(一五七一)信長は当社の遷宮に際し青銅五千匹(銅銭五〇貫文)を寄付したが、その文書(今井理一氏蔵)には「熱田末社高倉宮」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by